電子工作と云えば、電子部品をプリント基板の上にハンダ付けして作るようなイメージを持たれるかもしれません。しかし、ハンダごては扱いが難しく、火傷や火災の心配があります。また、一度ハンダ付けをしてしまうと、失敗した時の修正が大変で、気軽に電子工作や実験ができません。
そこで、まなびサイエンスでは、生徒達の電子工作や実験には、ハンダ付けが不要な、ブレッド ボードと呼ばれる試作・実験用の基板を使用しています。
ブレッドボードに(breadboard)には、多数の穴が開いており、穴の底には金属端子が埋め込まれています。この穴に電子部品の足やジャンパー線を差し込むと、この金属端子を介して回路が形成されるようになっています。もし、部品を間違って差し込んでしまったり、別のアイディアを試してみたくなっても、部品を引っこ抜いて刺しなおすだけでよく、まるでブロック玩具のように自由に電子回路をくみ上げることができます。ブレッドボードは、電子工作や実験に最適なのです。