最近、いきなり RaspberriPi を始めました、こんにちは>挨拶
RaspberriPi は、基盤むき出しの Linux ボード コンピュータなので、金属端子に不注意に触れることによる配線のショートなどが怖いわけです。特にこの時期ですと、顔から落ちた汗でご臨終なんてことも十分考えられます。基盤サイズやコネクタの配置にピッタリに設計された専用ケースが幾つか販売されていますが、せっかくなので 100 円ショップで身近に入手できるモノを利用してケースを自作してみました。結果的に、たった 100 円でかなりイイ感じのケースを作ることができました。
手持ちの RaspberryPi 2 Model B を対象にケースを作成してみました。RaspberryPi には、他にも幾つかのモデルがありますが、何れもクレジット カードやキャッシュ カードと同じサイズ(約85.6mm×54mm)か、またはそれより小さいサイズですので、他のモデルについても同様に、100 円ショップで入手可能なカードケースを利用できそうです。
今回、近所の Seria で和泉化成のカードケース(右写真)を購入。おそらく、ダイソーなど他の 100 円ショップでも取り扱いがあると思います。汎用のカードケースにも関わらず、基盤からはみ出したコネクタの分も含めてピッタリ サイズ、更に基盤裏の表面実装部品などを含めて高さまでもがピッタリ、加工もしやすいポリプロピレン樹脂製と、これがまた驚くほどに超オススメです。
USB コネクタに掛かる部分はフタの加工が必要ですが、LAN コネクタに掛かる部分は、未加工のままでもギリギリ LAN ケーブルを接続できる神マージンになっています*1。右奥の穴は、GPIO 端子経由で電源供給するためのケーブル用あ。白いのは、蓋の内側に GPIO 端子の接続一覧表が張り付けてあります。
写真ではまだ放熱のための通気口を加工していません。実際の運用で、チップの温度上昇を考えて、追加で加工が必要になると思います。
マイクロ USB 端子も HDMI 端子も使わない、と割り切った場合、これらコネクタのための面倒な長方形の穴あけ加工が一切不要です。将来的に必要になったら、その時考えるということで。音声・ビデオ出力端子だけはケースのサイズを超えるため、どうしても穴あけ加工が必要です。